健康を考えるなら食べるべからず。海外では禁止・規制も、日本ではよく食べられている食品
子供の頃から、母が食品添加物をとても気にしていたので、私も自然と添加物が入っていない食品を買う習慣ができています。 避けている食品添加物や食品(加工食品)はそれこそたくさんありますが、昔は「良い」と思っていて食べていた食品に「マーガリン」があります。 植物性だし、自然食品店でも売ってたから。 でも、十数年前からマーガリン(それからショートニング等のトランス脂肪酸を含む油脂)を含む食品(パンやクッキー等)は一切食べないようにしています。 トランス脂肪酸とは 厚生労働省のサイトからまとめると、トランス脂肪酸とは トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種 植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じる また、天然でも、牛などの反すう動物に由来する乳製品や肉に含まれている 加工食品の原材料をチェックしてみればよく分かりますが、 日本でふつうにスーパー等で売られているお菓子類(クッキー、ビスケット、ドーナツ、コーン系スナック等)、パンにはほとんどすべてと言っていいくらいトランス脂肪酸(植物由来で健康に害があるもの)が含まれています。 表示名は「マーガリン、ショートニング、加工油脂、ファットスプレッド」など。(加工油脂は、トランス脂肪酸を含まないものもあります) トランス脂肪酸の危険性 厚生労働省のHPによると 平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。 また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。 さらに、最近、アルツハイマー病との関連性も指摘されています。 (CNN)菓子パンやマーガリンなどの加工食品に含まれるトランス脂肪酸の血中濃度が高い人は、低い人に比べてアルツハイマー病や認知症を発症する確率が50~75%高くなる可能性があるという研究結果が、23日の米神経学会誌に発表された。 引用: 血中トランス脂肪酸濃度が高いと認知症になりやすい 米研究 ただし、平均的な日本人のトランス脂肪酸摂取量では、健康に影響はないとされているのですが・・・でも。