人間は何者でもないし何者にでもなれる
あなたは自分のことをどんな人間だと思いますか? 背が高い 足が速い 頭がいい 僕たちは自分のことを「○○である」と勝手に定義していますが、 その定義というのは比較対象によって変化します。 僕の両親からすれば僕は息子ですが、 僕の子供からすれば僕は父親です。 同じように自分よりも頭がいい人と比べれば自分は「頭が良くない人」になるし、 自分よりも「頭が良くない人」と比較すると自分は「頭がいい人」になります。 これは認知科学の話になりますが、 「人間は何者でもないし何者にでもなれる」 と言われています。 「自分は足が速い」と定義づけできるのは、 必ず何かの比較対象が存在するからです。 自己否定してし…