【生活のミニマル化】複数の銀行口座を持っていることのデメリットを考えて、解約しました。
先月、東京に行った際、銀行を二行回りました。 銀行に行った理由は「銀行口座を解約すること」 複数の銀行口座を持っていますが、口座の数を絞ったほうがメリットがある、と判断したためです。 増えていった、私の銀行口座の数 私は沖縄移住する前は東京(やその周辺)に住んでいて、郵便局の口座や、複数の都市銀行の口座を持っていました。 東京ではATMもたくさんあった都市銀ですが、沖縄に移住して銀行の使い勝手事情が激変。 というのは、沖縄には都市銀はみずほ銀行の一行だけしかなく、しかも那覇に一店舗のみ。 他の都市銀の支店・ATMはありません。 沖縄県民はローカル銀行の口座を持っているのがふつうだし、ローカル銀行の口座がないと給与振り込みにも余分な手数料がかかってしまう場合もありました。 ということで、沖縄移住とともに、ローカル銀行の口座を開設しました。 また、ネットでの積み立て投資信託を始めた際には、ネット銀行の口座も開設したり。 私の所有する銀行口座の数はジワジワと増えていったのでした。 リスク分散のため、貯蓄は複数口座に分散すべき? 銀行の倒産リスクに備えて、貯蓄する場合は複数の口座に分散するべきである、というのが昔の常識でした。 が、そんな「常識」は今は昔。古い考えのようです。 複数の銀行口座を持っているとデメリットがあるのです。 経済ジャーナリストの荻原博子さんによると、 複数の銀行口座を持っていると、その分手数料を支払わなければならない可能性がある。(日本では、預金の金利をマイナス0.1%にする「マイナス金利政策」が取られたため、銀行が生き残り策として様々な場面で手数料を稼ぐという方法を取っているから) また、大手銀行では、これまで無料だった口座の維持管理費の徴収を検討しているそうなのです。 私が口座を持っている銀行でも、一定の金額未満の口座残高などの条件により、毎月の維持管理費がかかるところがすでにあります。 (もちろん口座維持管理費がかからないように、条件をクリアしていますが) 休眠預金のリスク 2018年1月に施行された「休眠預金等活用法」によって、国は10年以上取引のない預金等を、民間公益活動に活用できるようになります。